熱中症の怖さを知らない人がまだ多すぎると思う
育児記事は今日はおやすみして暑さ続くので熱中症のお話。
旦那が関西出身で、私も何年か関西にいて向こうで猛暑を過ごしておりました。
もはやエアコンがないというのはあり得ない世界でした。
ケチな私もエアコンはつけないと命にかかわると思える気温でしたね。
道路を見ると蜃気楼が見えるんですよね。
蜃気楼って砂漠じゃないんだから・・・って思うじゃないですか。
近づいても離れていくので逃げ水っていうらしいです。
不思議と道路の向こうに水のようなゆらゆらとしたきらめきが見えるんです。
熱せられたアスファルトは本当に暑くて
気温が上がる昼間だけでなく、
温まった地面が夕方までしっかりと暑さを感じさせてくれるので
油断すると夕方ごろに具合が悪くなることも多かったです。
頭痛に吐き気が始まり、頭がぼんやりし始めるので
慌てて水分をとって涼しいところに避難するわけですけど
そのころにはしっかりと熱中症なわけで
毎年熱中症でなくなっている人も多くいることを考えると
もはや、危機的な状況に足を一歩踏み入れていると思ったほうがいいと私は思ってます。
症状が出たら対処すればいいんでしょ?
って思っている人も多いけど
なるまえにならないようにしなければいけないと思うのです。
崖の近くに立って「風が吹くと危ないから気をつけようね」っといっているような
そんなふうなかんじに私は見えちゃうんですよね。
あと一押しで崖から真っ逆さまだけどそんなにのんきでいいのかしら?って思っちゃうわけです。
病気の類って本当にぎりぎりラインまでいかないとどこか他人事というか
もうね、なった人にしかわからないワールドです。
ずっと以前のお話になるのですが
「たかが腹痛でしょ?」っていっている女性がいて
正直コンクリートで殴られたような衝撃を受けました。
ちょっとした腹痛としかとらえられないということに。
内臓の痛みは全身に影響を及ぼすぐらいきついものなんです。
そのつらさは本当に表現しがたいものです。
同様に熱中症に関してもきっとそのぎりぎりラインまで行ったことがないので
どれほどの苦しみがあるかはわからないから軽く見られてしまいがちなのかもですね。
私自身熱中症だなって感じたことがあっても命の危険までいってないので
どのぐらいの苦しさかはわかりません。
私の場合、頭痛と吐き気とだるさ、喉の言えない渇きが出た時点で
けっこうやばいと感じて動けるうちに病院へと行きました。
飲んで回復するなら経口補水液でいいらしいですが
もはやおなかはちゃぽちゃぽになるまで飲んでしまっていて
まだ回復しないし、
それどころか持病も手伝っておなか壊してしまって
水分が出ていく量は増えてしまってちょっと怖かったですね^^;
命に係わるまで重症化していない状態でも
けっこうこのまま続くと死ぬ気がすると思うほどだったのに
この子は閉じ込められていることに気づいてたときどれほど絶望して
どれほど苦しんだかと思うと涙が出ます・・・
同じように小さな子がいる親としてはなくなったお子様の家族の気持ちを考えると言葉が出ません。ご冥福をお祈りするばかりです。
熱中症は毎年どこかで起きて何名かは亡くなっているので
大げさすぎるかもですが
どうか
皆様は命を大切にこの猛暑を乗り切ってください。
また小さなお子様がご家庭にいらっしゃる方
お子様は背が低く、熱く熱せられた地面との距離も近く
体も未熟なので熱中症のリスクが高いので
どうか、熱中症のサインを見逃さず、リスクの少ない選択肢をとってください。
北海道に住んでいて、いままで暑さと無縁だったために
熱中症の危機感が薄い周囲の人が多すぎてこの記事を書かせていただきました。
余計なお世話、十分しているというかたもいらっしゃるかとは思いますが
誰かがこの記事を読んで熱中症について調べてみようと思えれば幸いです。